27年ぶりの北アルプス登山

2011-09-21

高校時代から始めた登山も、はや30年。当時はアウトドアなんて野暮ったいやつらの代名詞(被害妄想?)だったような記憶が残っています。(山屋さん怒らないでね)しかし近年の山ブームで山ガールなるものまで登場?して、登山そのものが変わってしまったような気がします。今回の登山はそんな、昔を思い出しつつ、8月5,6,7日に北アルプスへ2泊3日で友人と3人で行ってきました。

友人の一人は山歴3年(私が教えました)Kさん、もう一人はトレッキング歴3年?(初心者?よくわかりません)Sさん、ま、三又から常念→蝶が岳2泊なら間違いないと判断して(後に大変なことに)計画を立てました。

初日は夜の8時にさいたま市を出発して、関越廻りで、豊科インター24時着、三又駐車場01時(車中仮眠)天気晴れ

翌日天気快晴、 三又駐車場5時出発 15分ほど沢沿いを歩き登山計画書を提出しました。

出発直前の三又駐車場にて。Sさんもまだ元気です (笑

 

今日の予定は前常念岳で昼食12時 常念小屋テン場14時着予定です。

前常念岳への登りは、谷川岳西黒尾根に匹敵するほどの急登です。ま、5時間も登ればあとは大したことないだろうと簡単に考えていました。2時間ほど登ると、Sさんのペースが急速に落ち始め、ようやくたどり着いた2207mのピークに11時着、このころからガスり始め何だか怪しい雰囲気に

次は前常念岳の登りです。森林限界まで来たあたりから急速にSさんのペースが遅くなり始め、ほとんど動かなくなってしまったので、Sさんのザックを私とKさんで交互に持って(20kgくらいありとてつもなく重い!)しばらく歩きつづけ、何とか2400m付近で昼食です。

 

この辺で昼食!8月なのにほとんど人がいません。本日10人くらいしかであってません。

 

すでに2時間以上遅れています。最悪の状況が頭をチラチラ 前常念避難小屋まで行くべきか?戻って樹林帯でビバークか?Kさんの行くしかないでしょ!の言葉で続行(冬なら躊躇無く引き返してます。その前に初心者連れて行きません。(笑   )それでも何とか3時間30分遅れで常念岳肩まで到着。後は40分くらいの下りなのでひと安心。

常念岳下りテン場が見えてひと安心のKさん

テン場の夕食準備中!

テン場に到着してようやく元気を取り戻したSさん

2日目は常念岳から蝶が岳です。友人の疲労がたまっていそうなので通常は2時起床4時出発ですが、2時間ずらして6時出発です。朝は晴れていましたが、午後から雨の予報です。(いやな予感が・・・・)常念岳頂上へ約2時間かかって到着。(超スローペース)

27年ぶりの北アルプスに満足げな本人の図

途中省略ですいません。途中どしゃ降りに遭われたものの何とか15時30分蝶が岳テン場に到着しました。到着後今までの雨がうその様に天気が回復!今回の最大の目的はここからの槍、穂高の眺望です。

蝶が岳から常念岳を望む

 

槍ヶ岳です。圧倒されますね。

 

穂高の眺望 ス バ ラ シ イ!

 

翌日は三又までの下山です。途中、力水という沢の水をたっぷり飲んで、蝶が岳温泉につかり帰りました。最後に、初心者だった?Sさんをこのルートに連れてきてしまった事に反省しています。また、当時を思い出してみたんですが、やはり女性もいたし、登山者も沢山いたような気が・・・・(笑

 

 

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