葬儀屋さんのリフォーム

2011-11-29

さいたま市南区、武蔵浦和会館様からのご依頼です。武蔵浦和会館様は、地元地域に密着しており、家族葬のパイオニアとして過去にNHKの特集で放映されたこともあるそうです。今回のリニューアルのコンセプトは、大切な家族を失くした方が最後の夜を共に過ごすことによって、これからの人生を前向きに生きるために死をうけいれる空間と時間の提供です。工事のコンセプトとして、準大正モダン風とのご依頼で工事をいただきました。以下順を追って工事内容を説明いたします。

 

改装前の式場です。耐震壁(ブレース)に圧迫感があり少し気にされていたそうです。

 

 

                                                          耐震壁を逆に利用し格子戸の戸袋に用いたイメージ

お客様からの工事の要望は、床上げ、格子戸、格子、縁無し畳、スクリーン、ステップ(靴入れ)、オレンジ、ブラウン色、フローリングを取り入れ今までなかった葬儀場を提供したいとの事でデザインには苦労しました。

 

 

鴨居は下げ束で固定し、欄間はあらわし、6枚の格子戸はH2000 t33 あえてワーロン(障子紙)は貼りませんでした。

 

 

6枚を閉じてみました

 

 

 

 

                                           手前の格子のみ220×24mmで他は38×24mmですが、手前の板厚で構成されているように見えます。

 

 

 

 

 

Vレール3本の上がり框です。手前の面取部分で板を接続してムク材の様にみせます。

 

 

 

 

設計施工デザインby代表武石

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