Archive for 2012

浴室バスパネル

2012-05-25

築約50年の木造住宅にお住まいの、ご夫婦からの依頼です。最近ではほとんど見られなくなった真壁の浴室です。天井、壁がカビに覆われて全体に薄暗く見えます。入浴するたびに憂鬱になっていたそうです。予算をかけずに何とか綺麗な浴室にしたいとのご希望で、バスパネルをお勧めしました。

 

 

 

 

施工手順

1  カビキラーで全面を噴射します。  (約30分で真っ白になりました)

2  大壁に変更するため、桟木とコンパネで下地を作ります。

3  壁用パネルのコーナー等、役物を取り付けます。

4  壁用パネルを取り付けます。

5  天井パネルを取り付け、廻り縁を取り付けます。

6  各所シーリングを打って完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施工価格14万7000円

低予算でもこれくらい綺麗になります。

高齢のご夫婦に感謝され私も感動しました。

美容院の店舗工事

2012-02-05

埼玉県内で美容院を店舗展開されているオーナー様からのご依頼です。駅から徒歩2,3分の立地に約10坪の美容院を新規に開店したいとのことです。景気低迷、少子化の影響、価格競争の激化等で、オーナーの方は相当苦労されているようです。特にネックになっているのが、美容院開店に伴う高額ローンの返済のようです。一般的な美容院の店舗工事は坪単価40万円~60万円程度で、理想的には7,8年の返済、実際には10年を超えるローンの返済が多いようです。その際返済が長引くほど、時代の流に追いつけずジリ貧になってしまう場合も多いようです。今回のオーナー様は今後10坪~15坪以内でコストを抑えた店舗を展開されるそうです。以下工事の内容を説明します。

 

工事前の状態です。内部はスケルトンになっていますが、石膏ボードの状態も非常に悪く張替えが必要な状態です。

 

                                                                                                                      トイレが汽車便になっており解体が必要です。また配管スペース確保の為ライニングBOXと、奥のバックヤード部分は床上げが必要です。

 

 

完成です。

徹底したコスト削減で坪単価25万円以内です。

 

 

 

 

超コンパクトな受付けカウンターはメラミンローズ柾目です。

 

 

                                                                                                  

バックヤードは洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、流し台を設置し、上部にポリ棚を設置

 

シャンプー台は前後対称になっており、使用済みのタオルを穴に入れるとカットスペース側から取り出せます。

 

 

 

 

床材はクラテツフロアーのアンティーク調木目仕様です。接着不要なので施工が非常に簡単で、下地材を剥がさなくてよい為非常に便利です。

 

 

 

施工内容   1 大工工事(家具、床、ボード、解体工事他) 2 クロス工事 3 ガス工事(配管、32型業務用給湯器) 4 設備工事(給水配管及び、洋便工事) 5 ダイノック工事(入り口フロント) 6 電気工事(各種配線組み直し、器具取付、ブレーカー80A交換、エアコン他)

工事総額 約245万円                                                                                                                                                                                   最後に、美容院の店舗工事に最低でもこれくらいの工事が必要です。(金額ではありません)今回はお客様のご予算の範囲で、理想通りの店舗を完成することが出来大変喜んで頂きました。他社にも見積もりを出したそうですが金額的には約2倍だったそうです。いろいろなサイトで美容院の内装工事を研究しましたがデザイン料だけで500万円くらいする場合もあるそうで、ビックリです。今後機会があったらまた美容院の店舗も施工してみたいですね。完成時のお客様の笑顔を見る瞬間が一番うれしい瞬間です。

設計施工デザイン  大工マン 武石

コンクリートの練り方

2012-01-27

現在築100年以上のお客様の増築工事中です。隣接していた倉を解体した為この様な状態になっています。今回は久しぶりに基礎工事、型枠工事まで施工してみました。そこで使用するコンクリートの練り方を説明いたします。

 

完成時公開いたします。

 

 

 

この型枠にコンクリートを流し込みます。

 

 

用意する物

1 トロ舟もしくはコンパネ(今回使用) 2 ドライコンクリート 3 スコップ 4 バケツ 5 水

 

流し込む場所から比較的近い場所にコンパネ(ベニヤ)を敷きます。

 

 

使うドライコンクリートを用意します。

 

 

 

ビニール袋からこぼさないように取り出します。

 

 

スコップを使い、もんじゃ焼きの要領で土手を作ります。

 

 

 

この中に規定量の80パーセントの水を注ぎます。そして、壁が決壊しないように内側の壁を少しずつ崩していきます。

 

 

溜まっている水が決壊しない程度の粘度になったら、壁を壊し内側に全て寄せます

 

 

 

この時点で規定量の3パーセント程度の水を残し、水を追加しながら両側からスコップで生コンをひっくり返します

 

 

残り3パーセント程度の水を微調整しながら混ぜ合わせ(この加減が難しいです)完成です。

 

 

 

 

 只今、柱梁の加工中です

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